管理者 RSS
和日沙美(わびさび)

当ブログ(GirlsBass)の管理人の和日沙美と愛犬黒ラブの「ワサビ」です。踊りに空海に山登りにetc...。統一性のない趣味や日々思うことを綴ります。

profilephoto

最新の記事
CATEGORIES
コメント
LINKS
MOBILE
qrcode
無料ブログ作成サービス JUGEM

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

`*:*; GIRLS BASS .,*;*`

山に行きたい、行きたい、行きたい、行きたい。
<< 愛着と執着 | main |
父からの「旅立ち」
それは父との突然の別離(わかれ)だった。
死に目にも会えず、最期にも立ち合えなかった。

なのに、悲しみにくれる事もなく、心に大きな波が来る事もなく。
あまりに淡々としている自分が少し怖いほどだった。
もとより、私に泣いたり悲しんだりする資格などない。

でも、胸の奥に何かが痞えてずっとスッキリない日々が続いた。


幼い頃は、優しい父が大好きだったけど苦労する母の姿を見て、
父を心底嫌いになるその前に、距離をおくようになった。


----**


先日、松山千春の「旅立ち」のエピソード番組を観て、
埋もれていた記憶を呼び起こされた。

奇しくも、私が最後に観た弾き語りをする父が、
まさに千春の、この「旅立ち」を歌っていたのだ。

それからというもの、「旅立ち」がずっと脳裏から離れず
父を思い出すと同時に、僅かながら罪悪感に苛まれていた。


今日は朝から暗く長い雨。この状況がセンチな気分に拍車をかけ、
何気なく「旅立ち」を聞きながら父を偲ぶことにした。

聞くほどに「旅立ち」は、恐ろしいくらい父と母にリンクしていく。
すると、ずっと痞えてた何かが次第に緩んで来る感覚を覚え、
夢中で何度も何度もリピートし、ついには声に出し唄った。


さよならいわずに 笑ってみるわ
貴方の旅立ちだもの 泣いたりしない



 少しつたない日本語で歌を唄う父

 私の誕生日を三角帽かぶって祝う父

 庭先で汗を流して鶏の丸焼きを作る父

 病床に伏せる私に涙を流した父

 弟との相撲で何度も投げられるフリをする父、

 家族写真を財布に入れ見せ回ってた父

 私に「音楽に愛された娘」と言ってくれた父



心の中の貴方は いつもやさしい






いつしか嗚咽を上げながら泣いていた。
声を絞り出して何度も何度も唄っては泣いた。


何だか救われた気がした。「旅立ち」は旅立った父からの贈り物のように思えた。


私は泣かない だって貴方の
貴方の思い出だけは 消えたりしない



JUGEMテーマ:こころ
| Touch My Heart | 17:26 | comments(0) | - | - |
コメント
コメントする